2021 October 31 weather :
Round 7 TOKACHI SPEEDWAY
エンジン不調により苦しい展開に
柴田選手は悔しい20位フィニッシュ
日曜日の天候は曇り。昨日に引き続き、ドライコンディションでの開催となった。前日の予選結果により、柴田選手は21番グリッドからのスタート。決勝レースは11時30分から、14周で争われた。出走台数は22台。
11時30分にフォーメーションラップがスタート。柴田選手はスタート直後の混乱により、順位をひとつ落としてオープニングラップを終了する。2周目にベストラップ、1分36秒386をマーク。前を走る宗藤選手(550号車)を追いかけるが、ストレートの伸びが足らず追い抜くことができない。レース中盤になると大西選手(557号車)も接近し、三つ巴のバトルに。そして12周目には、上位から下がってきた坂選手(813号車)を2コーナーでパスし、21番手に浮上する。さらに上位の選手がアクシデントによりピットインしたことで20位となり、そのままフィニッシュした。
苦しい状況のなかでもあきらめず、ベテランらしい粘り強い走りを見せてくれた柴田選手。柴田選手のポテンシャルを考えれば、実力通りの順位とは到底言えないだろう。次戦までにマシンのパフォーマンスを向上させるヒントを見つけ出し、最終戦の富士ではベストリザルト更新に期待したい。また、今回の十勝ラウンドは欠場せざるをえなかった近藤選手も、得意の富士だけに、上位入賞を果たし、笑顔で今シーズンを締めくくってほしい。
race data : Round7
car | driver | pos. | total | best lap |
---|---|---|---|---|
97 | 柴田 優作 | 20 | 22'51.549 | 1'36.386 |
97号車 柴田 優作選手
【決勝20位】
クルマのバランスやタイヤのグリップ感は決して悪くないですね。新たに投入したブレーキパッドのフィーリングもよく、大きなアドバンテージになっていると思います。ただしエンジンの吹け上がりが悪く、ブレーキやコーナーリングで前のクルマに接近しても、ストレートで離されてしまいます。スリップに付いても追い抜けないほどで、勝負ができないという歯がゆい状態です。ひとつ順位を上げるのが精いっぱいでした。次戦に向けてメカニックの方にもやれる範囲で改善をしてもらい、ひとつでも順位を上げられるように頑張りたいと思います。