2026 April 5  FINE - DRY

Round1 :AUTOPOLIS(大分県)

Round 1 レポート

高橋選手が7台抜きを見せ14位! デビュー戦の岩澤選手は19位フィニッシュ

開幕戦の舞台は大分と熊本の県境に位置するオートポリス。日曜日に15分間の予選と決勝(10周)が行われる1日開催となっている。高橋知己選手(97号車)、岩澤優吾選手(98号車)ともに木曜日から走行を開始。本番に向けたセットアップを進めたが、土曜日の走行は悪天候のため、すべてキャンセルに。ルーキーの岩澤選手にとって、少しでも経験を積みたいところだが、貴重な走行機会を失ってしまった。なお、高橋選手のタイヤはブリヂストン、岩澤選手はダンロップを使用している。

日曜日の天候は曇。雨は上がったがコースは乾いていない。予選は9時から始まったが、路面状況の改善を待ち、全員がコースインを見合わせる展開。残り6分を切った頃から多くのドライバーが動き出し、岩澤選手もコースに入る。2周目にアタックを行い、2分07秒935をマーク。暫定4位につけるも、刻々と路面状況が良くなる中、後からアタックを行った多くのドライバーが岩澤選手のタイムを上回ったため、17位となった。ポールポジションを狙う高橋選手は岩澤選手よりも後にコースイン。2周目にアタックを行ったが、他車のクラッシュによる黄旗提示に阻まれ、そのままピットロードへ。予選タイムが記録されていないため、予選不通過の扱いとなる。チームは予選後、出走嘆願書を提出し、21番グリッドからの出走が認められた。

決勝レースは13時35分にスタート。路面は乾いており、コンディションはドライだ。岩澤選手は上位のリタイアにより、ひとつ繰り上げのアウト側16番グリッド、高橋選手はイン側21番グリッドからスタート。好スタートをきった高橋選手は16位まで大きくポジションを上げ、1周目を終える。翌周こそ17位に後退するも、その後はライバルを次々とパス。6周目の終わりに14位まで順位を上げる。レース後半に向けてタイヤを温存しており、トップ10も見えていたが、6周目にトラブル車両の回収のためSC(セーフティカー)が導入され、そのままチェッカー。予選、決勝ともに不運が重なり、実力を発揮することはできなかった。

岩澤選手はスタートを決めたものの、混戦の中で18位に後退。その後、追い上げを試みるが、初のGR86/BRZ Cupのバトルに苦戦。行き場を失いコースから押し出される場面もあり、5周目に19位まで後退する。挽回するべく前を追うも、6周目のSC導入により、19位フィニッシュ。2台共にポイントを獲得することはできなかったが、マシンの調子は良く、チームの雰囲気は良好。次戦SUGOでの巻き返しを期待したい。

race data : Round1   AUTOPOLIS
car driver pos. total best lap
97 高橋 知己 14 25'12.732 2'10.268
98 岩澤 優吾 19 25'17.679 2'10.729
Drivers' Comment
97号車 高橋 知己選手
第1戦 予選:不通過/決勝14位

今年からチームを引っ張る立場となりました。オフから準備してきたマシンの状態は非常に良く、いい状態でオートポリスに持ち込めました。予選アタックの周では3〜4番手に入れるタイムを出せていたと思うのですが、昨年に続き黄旗に阻まれ、タイムを計測できなかったです。迎えた決勝では、スタートで5台抜いたのですが、混戦の中でいききれませんでした。ただ、ペースは良かったです。最後のラスト3周でスパートをかけるプランを立てていたのですが、SC導入でそのプランが変わってしまったのは痛かったです。それ以外は速さとレースに強いところを見せられたので良いレースだったと思います。

98号車 岩澤 優吾選手
第1戦 予選17位/決勝19位

初めてのレースでしたが、予選、決勝を通じて非常に多くの学びと収穫がありました。予選ではグリップ感の変化など、初めて経験する部分で「もう少し行けたはずだ」という課題も見つかりましたが、一歩ずつ着実にタイムを伸ばすことができました。迎えた決勝では、想定以上にスタートをうまく決めることができましたが、レースの組み立てやドライビングのコントロールについては、まだ未知数の部分が多いと実感しています。このレースは一瞬で終わるスプリントですが、競争率が非常に高く、バトルも激しいです。コースアウトなど、反省点もありますが、今回学んだことを次戦に繋げていきたいと思います。