「GAZOO Racing 86/BRZ Raceに参戦をはじめて5年目となりますが、まだまだ達成できていないことがあります」。3月24日(金)に行われた神奈川トヨタDTEC TEAM MASTERONEの参戦発表会で、チームの総監督を務める市川英治神奈川トヨタ代表取締役社長はそう語った。「今年の目標のひとつは、1-2フィニッシュをすること。もうひとつは、モータースポーツを通してお客様にクルマの楽しさを伝え、ファンを増やすことです」。

5年連続で86/BRZレースのプロフェッショナルシリーズに2台体制で挑む神奈川トヨタDTEC TEAM MASTERONE。今年もチームの運営は、総監督の市川社長を筆頭に、磯貝敏一監督、額田信明プロジェクトリーダー(マスターワン店長)、そして神奈川トヨタの社員たちの手で行われる。ドライバーは、昨年2度のポール・トゥ・フィニッシュを成し遂げた近藤翼選手に加えて、2014年のDTEC TEAM MASTERONEのドライバーを務めた小河諒選手が復帰。小河選手は2014年の第7戦でチームに初優勝をもたらしたゲンの良いドライバーだ。今年の目標を達成するための役者はそろった……。